●子宮頸がんの予防

2月29日(金)、「子宮頸がんは検診とワクチンで予防できる」
というテーマの公開セミナーに参加した。

昨年オープンした「浦和パルコ」9階の
「さいたま市浦和コミュニティセンター」会議室には
100人近くの方が集まり、このテーマに対する
市民の皆さんの関心の高さが感じられた。

子宮頸がんはほぼ100% は
HPV (ヒトパピローマウイルス)が原因で
起こることが明らかになっているため、
細胞診とHPV検査の定期検診を受けることによって
前がん段階でほぼ発見することができるという、
検診による予防率が極めて高い、いわば特別ながんと言える。

私自身も知識不足だったのだが、
子宮頸がんは20代、30代では乳がんを上回って、
若い女性に最も多く発生するがんだそうだ。

日本では、年間2500人位の方が死亡している。
定期検診で前がん状態で発見されれば、
適切な手術によって子宮は温存されるので、
若い命を救うだけでなく、その後の妊娠・出産も可能となる。

ここまでの事実が解明されているにもかかわらず、
日本での子宮頸がんの検診受診率は約23%と
先進国の中でも極めて低い。(米国、フィンランド、
デンマーク、イギリスなどは80%を超えている。)

調べてみたところ、がん検診は元々国の補助事業だったが、
98年度から市町村の一般財源に移された経緯がある。
国の補助がない現在では「受診率を上げれば財政が逼迫する」
という地方自治体の事情が窺える。

国民の命を守るために国策としてがん検診に
補助金を出すことと、地方分権を推進することは
矛盾をきたさないと、私は考えている。

この通常国会のどこかで国の考えを質してみたい
テーマのひとつだ。勉強をし始めたばかりのテーマですが、
皆様のご助言を頂ければ幸いです。


●「相棒」の退職

3月1日付けで当事務所スタッフのS氏(男性・27才)が退職した。

S氏と私は、昨年2月に私が参院選公認を頂いた当初から
行動を共にしてきた。私にとっては最初のスタッフだ。

ちょうど1年前の今頃、なんにもない事務所の床に
2人で座って、事務所としての最低限の環境を
整えるためにあちこちに電話していた。

S氏はインターネット・FAX担当、私は事務用品担当。
今では狭く感じるこの事務所も、当時はだだっ広く
感じたものだ。

そういえば、当事務所の愛車ポンコツカローラバンを
私が見つけてきて、S氏が試乗したのもちょうど1年前だった。
2人のお眼鏡にかなったこの車は(40万円以下!)
今でも大活躍だが、カーナビをケチってしまったため
痛い思いをした。
以降、泣く泣く最新カーナビを購入するまで、
方向音痴の私が地図と悪戦苦闘しながらナビをして、
埼玉県中を2人で走り回った。

S氏にとっては、私の事務所に来て、生まれて初めて
「名刺交換」を経験したということを後になってから
聞いて驚いた。
初めての就職先が政治家の事務所、というより選挙事務所…

選挙を間近に控えた昨年6月、S氏の誕生日に2人の意見が
一致した。
「一度は、普通の世界で働いたほうが良いよね」。

当選後、彼の人生を考えるともう少し早く政治の世界から
解放すべきだったのだろうか等々、様々な思いを巡らせつつも、
今は、1年間という短くも濃い時間を共有してきた
かけがえのない「相棒」の前途を祝したい。


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